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2006月11月28日

カフジ
(Al-Khafji)の沿岸や沖合いで釣れる魚




 

アイゴ(Sigannus fuscescens) アイゴ科、アラビア語名:サフィー、魚体がツルッとしている。

   アイゴ

チョウチョウウオやニザダイに近い仲間で、関東以南の暖海に生息する。ウロコが非常に小さく体表面に粘液が多いため、ウロコがないように見える。背ビレは1314棘がある。ヒレの先端には毒があり、刺されると半日くらいは激しい痛みに襲われる。(http://www.daiwaseiko.co.jp/fishing/fish/sea/aigo.html

アジ(Trachurus japonicus) スズキ目アジ科、アラビア語名:ハマーム。

       アジ

        アジ科の仲間には本種のマアジの他に、メアジ、オニアジ、マルアジ、アカアジ、ムロアジなどがいるが、いずれも側線の後部にゼンゴと呼ばれる硬いウロコがあるのが特徴である。アジ科の魚はこのゼンゴの数で仲間を区別できる。マアジのゼンゴは6972個である。食性は典型的なプランクトン食で、大きな口でプランクトンを海水とともに吸い込み、細かなサイハでこして食べている。従って、アジのタナはプランクトンの上下動に応じて激しく変動する。産卵期の夏は浅場に移動するが、普通は沖の根の上に定着していることが多い。

(http://www.daiwaseiko.co.jp/fishing/fish/sea/aji_idx.html)

アカエイ(Dasyatidae Dasyatis) エイ目  アカエイ科アカエイ属、アラビア語名:ロホマ、5月頃海岸に姿を現す、体長1m尻尾1.8m体重30kg

        

食味・危険

アナザハ(フグの一種)体長50cmから70cm

 

アラビア奴

 

イケガツオ(Scomberoides tol) スズキ目スズキ亜目アジ科イケガツオ属、アラビア語名:テラハ、シイラに似ており海面下を遊泳、体長1m6kg

ミナミイケガツオとイケガツオの違いはごくわずか。体側にある斑紋がイケガツオでは2列、ミナミイケガツオでは1列なのだが、斑紋が消えてしまっていることが多い。むしろ口の大きさで見るべきか? ミナミイケガツオの方が口が小さくて瞳の真下までしかない。イケガツオでは目の後端まである。

(http://www.zukan-bouz.com/aji/ikegatuo/ikegatuo.html)

イトヨリ(Nemipterus virgatus(Hputtuyn)) スズキ目スズキ亜科イトヨリダイ科、アラビア語名:パッシイ。

天然真鯛の赤色をもっと薄くしたような淡い桃色に、黄色と白の帯びが縦に走り、いわゆる熱帯魚のようなドギツイ派手さはないが、鑑賞魚にでもしたいような優美で気品のある魚である。

(http://www.zukan-bouz.com/suzuki/itoyorika/itoyori.html)

(http://www.shunmaga.jp/zukan/gyokairui/itoyori/itoyori.htm)

イワシ(Sardinops melanostictus) ニシン目ニシン科、アラビア語名:オーム・ウムマ、体長15cm

 

エンゼルフィッシュ キンチャクダイ類。

英語のAngelfishは、エンゼルフィッシュの他にもチョウチョウウオに似た海水魚・キンチャクダイ類を意味することがある。英語ではエンゼルフィッシュを"Freshwater angelfish"、キンチャクダイをMarine angelfishとして区別する。

(http://ja.wikipedia.org/wiki)

オオアジ(Trachurus japonica) スズキ目アジ科、体長40cm

オオアジとはマアジの大きいもので、サイズも40cm級、日本近海ではごく普通に見られる。アジといえば、普通はこのマアジをさす。体の後半部から尾びれのつけ根にかけて、ぜんご(ぜいご)と呼ばれる棘条の突起があるのが特徴。これは鱗が変化したもので、正式には稜鱗(りょうりん)と呼ばれる。また目立たないが、臀びれの前端部に2本の棘がある。

(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A2%E3%82%B8)

オオカミイワシ(Chirocentrus nudus) ニシン目オキイワシ科、アラビア語名:ヒフ、英名:Wolf Herring、体長1m

オキイワシ科は世界に1属2種いるとされ、どちらもインド・西太平洋域に、広く分布するが、オキイワシ Chirocentrus dorab (Forsskal,1775) は南日本までいることになっており、本種は、日本にはすまないことになっている。しかし、日本に2種ともいるとする研究者もいる。オキイワシは、背鰭上部と臀鰭前部は黒くなって胸鰭が長く、本種の各鰭は白く胸鰭は短い。しかし、紛らわしいものも多い。 (http://fishing-forum.org/zukan/mashtml/M000742_1.htm )

オオサカハマギギ(Arius maculates) ナマズ目ハマギギ科、アラビア語名:チェム、Giant Sea Cat Fish、ヒレに毒があり、ヒゲは6本、体長60cm

体は細長く、頭部は縦扁し尾部は側扁する。口ひげは3対ある。脂鰭があり、尾鰭の後縁は深く2叉する。背鰭に1本、胸鰭に1本ずつ、計3本の大きな棘があるので注意。この棘には毒があるとされている。

(http://fishing-forum.org/zukan/mashtml/M001430_1.htm)

カツオ(Katsuwonus pelamis) スズキ目サバ科、英名:Bonito市場価格:SR 5/kgから韓国人が来てSR 30/kg

   カツオ

ほぼ世界中の暖海域に回遊生息し、魚には生時と死後とでは著しく色彩が異なるものが多いが、カツオはその典型。縦縞のほか、宝石のように輝く背の群青色は、残念ながら魚屋の店頭では見ることはできない。

    (http://www.daiwaseiko.co.jp/fishing/fish/sea/katuo_idx.html)

キス(Sillaginidae) スズキ目・スズキ亜目・キス科、英名:Sillago、海岸で釣れる。

口は小さいが、吻が前に突き出ていて、砂底にひそむ獲物を探すのに都合がよい。体は細長い円筒形で、細かいザラザラのうろこにおおわれる。どの種類も体色は一見目立たない色をしているが、体側は光を反射して美しく輝く。

砂底の浅い海に生息するが、河口の汽水域にもよく侵入する。特に夏は海岸のごく浅い場所まで泳いでくるので、砂浜などでも頭を下げて海底を嗅ぎまわるように泳ぐ姿を見ることができる。食性は肉食性で、ゴカイ、スナモグリ、ヨコエビなど海底にひそむベントを捕食する。

(http://www.shunmaga.jp/zukan/gyokairui/kisu/kisu.htm)

ギマ(Triacanthus biaculeatus) フグ目  ギマ科アラビア語名:キッシー、英名:black-finned

   triple-spine, silver leather-jacket、体長15cm

背鰭の第1棘と腹鰭が強大な棘になっており見間違えない。特に腹鰭は1棘だけで軟条はない。体表は細かな棘状の鱗でおおわれ、ざらざらしている。尾柄部は縦扁(じゅうへん=たてにひしゃげていること)する。

(http://fishing-forum.org/zukan/mashtml/M000250_1.htm)

クロサギ(Gerres equulus (Temminnck and Schlegel)) スズキ目スズキ亜目クロサギ科クロサギ属、英名:Majarra

体全体が銀色の魚です。海底近くをホバリングするように泳ぐ。体長20cm

(http://www.zukan-bouz.com/suzuki3/kurosagi/kurosagi.html)

クロダイ アラビア語名:シェム、体長20cm-50cm、日本のクロダイとは異なりアラビア版のクロダイモドキ、波打ち際で釣れる。

写真はスズキ目タイ科クロダイ属(チヌ)

(http://www.d7.dion.ne.jp/~takedatj/sakanazukan/sakanazukankurodai.htm)

コショウダイ(Plectorhinchus cinctus) スズキ目スズキ亜科イサキ科コショウダイ属、英名:Grunt

沿岸の岩場にすむ。幼魚は河口や淡水と海水のまじった汽水域(きすいいき)にもはいる。5〜6月に卵を産む。

(http://www.zukan-bouz.com/suzuki/isaki/koshoudai.html)

(http://www.kaikyokan.com/denshigyomei/silseto/detail.php?seiri=0300019%)

コチ(Platycephalus indicus) アラビア語名:ワハラ、英名:Flat head、体長40cmから50cm)海岸で5月に釣れ始める。

   コチ(マゴチ)

    頭も体も偏平した独特の平べったい形をしている。

    (http://www.daiwaseiko.co.jp/fishing/fish/sea/koti_idx.html)

コバンザメ(Echeneis naucrates) スズキ目コバンザメ科コバンザメ属、英名:Live sharksuckerRemora、ジンベイザメ等に張り付いている。

一部の地域を除く世界中の海でサメ類にくっついている。食べてもうまいので、漁師さんや産地では食用とされている。

(http://www.zukan-bouz.com/suzuki2/kobanzame/kobanzame.html)

(http://en.wikipedia.org/wiki/Remora)

サカタザメ(Rhinobatos schlelii) エイ目、サカタザメ科、アラビア語名:スス、エイの仲間、体長50cm

体盤と尾 部の区別が明瞭でない。エイの仲間だが、体形はサメに似ている。第1
背びれは腹びれより後方にあり、腹びれ前縁は胸びれの下に隠れる。 口先は矢尻状。背面は黄褐色で斑紋はない。腹面は白色。体長1mほどになる。

(http://mweb.jrscomware.com/tie/data/KyouzaiDB)

サヨリ(Hyporhamphus sajori) アラビア語名:セイフ(短剣))アラビア湾岸に広く生息し群れており釣りやすい。体長30cmから35cmと日本のものより一回り大きく下顎のさきが紅色。

サヨリ

下アゴの先端をヤリのように突き出して一見ダツのようだがサンマに近い種類で、下アゴが長く先が赤い。最大級は40pくらいに成長。磯釣りや堤防釣りで狙うことが多い。

http://www.daiwaseiko.co.jp/fishing/fish/sea/sayori_idx.html

サメ アラビア語名:ナウラム

 

サワラ(Scomberomorus niphonius) スズキ目サバ亜目サバ科サワラ属、英名:Spanish mackerel

魚食性で、小魚などを食べる。成長すると体長 1 m、体重は 7 kg 程になる。産卵期は春で何回かに分けて産卵をする。いわゆる出世魚で、成長するにしたがって、呼び名が変わる。4050 cm までをサゴシあるいはサゴチ、5060 cm までをナギ、1 m ぐらいまでをサワラと呼ぶ。細身の魚であり、サゴシは狭腰、サワラは狭腹の意味である。

(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%AF%E3%83%A9)

シマアジ(Caranx delicatissimus) スズキ目アジ科、アラビア語名:バヤド、体長60cm-80cm

             ミナミシマアジ(Usacaranx lutescens)

ブリやヒラマサなどのいわゆる青物に似ているが、はるかに体高があり、唇が分厚い。側線にはアジ科特有のゼンゴがあり、ブリ属の魚とは一線を画している。体色は背が青緑色で腹が銀白色。幼魚はいく筋かの横帯が見られ、また若魚には黄色の縦縞もあるが、いずれも成長にともなって識別できなくなる。

(http://www.daiwaseiko.co.jp/fishing/fish/sea/simaaji_idx.html)

(http://www.zukan-bouz.com/aji/simaaji/minamisimaaji.html)

シマイサキ(Rhyncopelate Oxyhynchus) スズキ目スズキ亜目シマイサキ科シマイサキ属)、英名:Sharpnose Tigerfish。 

海流や波のあらい場所には少なくて湾内の川の河口や港の中で成長すると沿岸の泥・砂地で群れをつくる。ゴカイ・エビ・カニの仲間などを食べ、汽水域にもいる。鰾を伸縮させてググッと音を出す。

(http://www.zukan-bouz.com/suzuki2/simaisaki/simaisaki.html)

シャムイトヨリ(Nemipterus peronii) スズキ目イトヨリダイ科、英名:Threadfin bream

尾鰭上葉は糸状にのびず、背鰭棘間の鰭膜が深く切れこむのが特徴。体背部に不明瞭な赤褐色の横帯があることがある。体側に5条の黄色縦線があるが不明瞭。

(http://fishing-forum.org/zukan/mashtml/M002758_1.htm)

ジンベイザメ(Rhincodon typus) アラビア語名:フートジャルジョール或いはチャナズ、英名:Whale Shark、体長10m、黒褐色の体に白い斑点、歯は無くプランクトンを食べる、後に大アジの大群を従える、5月に現れ秋には居なくなる。

成長すると1012mになる。魚類の中では最大種。世界の熱帯から亜熱帯の表層に生息する。当館に寄せられる沖縄本島での確認情報は56月頃が多い。模様が夏着の甚平に似ていることからジンベエと名付けられたとされている。大きな身体をしているが動物プランクトン等の小さな餌しか食べない極めて穏和なサメで、ダイバーが近づいても逃げようとしない。サンゴの産卵時期には水面に漂う卵を食べたり、時には立ち泳ぎをしながら水面近くの餌を食べることが知られている。当館でも、給餌解説の際には約100リットルの海水とともに餌のオキアミを大きな口を開けて吸い込む、豪快な給餌シーンを見ることができる。生態はほとんどわかっておらず、1995年、台湾で捕獲された母ザメの体内から約300個体の胎児が見つかったことで胎生であることが判明した。

(http://www.kaiyouhaku.com/pict_data/18.html)

スギ(Rachycentron canadum) スズキ目  スギ科英名:Cobia、体長1m10kg

頭部は、やや縦扁し、体は、やや側扁する。体側中央に幅広い黒色縦帯があり、幼魚と若魚は、その上下は白色縦帯にはさまれる。幼魚の尾鰭後縁は円形で、若魚から湾入形になる。背鰭棘は短く、ばらばらで、鰭膜でつながらない。眼は小さく、両眼間隔は広い。上顎より下顎が突出する。かなり大型になりフィッシュベースによると最大全長は200cm、最大重量は68kgになるという。世界に1科1属1種しかいない。体型や斑紋、それに大型魚に随伴行動をとることなどで、コバンザメと近縁ではないかといわれたりするが、背鰭棘が小さく離れて、溝の中に納められることと、随伴行などで、アジ科のブリモドキと近縁ではないかという説もある。

(http://fishing-forum.org/zukan/mashtml/M000512_1.htm)

(http://en.wikipedia.org/wiki/Image:Cobia.jpg)

スズメダイ(Pomacentridae) スズキ目 スズメダイ科。

体長約3cm-10cmくらい、種の数:約315種クマノミもスズメダイ科の仲間。

(http://www.diving-school.com/suzumedai.htm)

(http://en.wikipedia.org/wiki/Pomacentridae)

ソベイティ アラビア語名のみで和名はない、体長59cm、クロダイとコイの合いの子、銀色のスマートな魚体を持つ。

 

タイ アラビア語名:アンダク。

 

タイの一種 アラビア語名:ソバイティ。

タイワンダイ(Argyrops bleekeri)スズキ目タイ科、英名:Porgy, Sea bream紅い。

体高は高く、強く側偏する。眼は大きい。背鰭前方の数棘が軟らかく糸状にのびる。体側に青色斑点はなく、細い横帯があり、幼魚で明瞭である。

(http://fishing-forum.org/zukan/mashtml/M002772_1.htm)

ダツ(Strongylura anastomella (Valenciennes)) ダツ目ダツ科ダツ属アラビア語名:ハグール、海面に三々五々群がってゆっくり泳いでいる。獰猛でギザギザの牙の並ぶサヨリのお化けのような体長1mに達する。

沖合いから沿岸の表層に生息し、長くて硬い突き出した両顎に鋭い歯を持っており、光に集まる習性があり、特に夜間は光源に向かって突進する。

(http://www.zukan-bouz.com/fish/datu/datu.html)

ダナ チョウチョウ魚の仲間。

 

タマガシラ(Parascolopsis inermis) スズキ目イトヨリダイ科、英名:Threadfin bream、虹色

体色は桃色で体側に4本の赤褐色横帯があり、腹側にかけて薄くなる。前鰓蓋骨の下縁に鋸歯があり、ぎざぎざになっている。口の中が黒い。大きくても全長30cmほど。

(http://fishing-forum.org/zukan/mashtml/M000524_1.htm)

パイロットフッシュ(Naucrates ductor) 英名:Pilot Fish

パイロット フィッシュはアジ科(Carangidae)に属する肉食魚(Horse mackerel)である。広く暖かい海に分布している。パイロットフッシュの名は大きな艦船やサメに追従している事で知られている。サメとの共生ではサメが珍しくパイロット フィッシュに寄生虫や食べかす等の餌を与えている。

(http://en.wikipedia.org/wiki/Pilot_Fish)

ハタ(Epinephelus and Mycteroperca) スズキ目スズキ科ハタ亜科ハタ属、クエ、モロコともいう、アラビア語名:ハムール、英名:Grouper、巨大魚だがアラビアでの最もポプラーな魚、市場価格SR 18/kg

岩礁の海底にすんでいる。

ハマギギ(アラビア語名:チェンム)嫌われる魚

 

バラクーダ(オニガマス) アラビア語名:ドワイルミイ、英名:Barracuda、体長2m 体長60cm-80cmまでは群を成す。

鋭い犬歯状の歯を持つうえに性格も荒く、サメよりも危険といわれている。シガテラ毒を持つことがある。

(http://www.saipan-press.com/saipan/sukindiving/dangerous/barakuda.html)

ヒラアジ(ギンガメアジ)(Caranx sexfasciatus) スズキ目アジ科ギンガメアジ属、英名: Banded cavalla, Bigeye kingfish, Foresters jack

釣りではヒラアジと呼ぶ仲間で、側偏した体形はシマアジに似るが、成長するにしたがいやや長い体形になる。内湾や珊瑚礁などの沿岸域にふつうに見られる。幼魚は体側に暗褐色の横帯が6本はいるが、成魚にはそれがまったく見られない。背びれ、尻ビレの先端は鎌状にややのびる。幼魚は、沿岸の浅いところですごし、河口の汽水域にもは入り、時にかなり上流へも上る。成魚になると沿岸から沖合のやや深い岩礁や珊瑚礁の外縁の深みを住みかとする。

(http://www.zukan-bouz.com/aji/gingameaji/gingameaji.html)

ファラー アラビア語名のみ、体長10cm-15cm、頭が丸く、眼が大きい、特徴は折り畳み式の唇を持つ左右に開くと体の半分位に広がる口を持つ。

 

フエフキダイ(Lethrinus haematopterus) スズキ目フエフキダイ科、アラビア語名:シャーリィ、体長40cm-60cm、市場価格:SR 12/kg

フエフキダイ

突き出た口吻が笛を吹くような感じのため名付けられたといわれ、マダイやイシダイと同じ側扁型で力強い。

(http://www.daiwaseiko.co.jp/fishing/fish/sea/fuefuki_idx.html)

フグ(Fugu vermicularis) フグ目フグ科、アラビア語名:アナザハ。

フグ

フグの仲間には超高級魚のトラフグなど、多くの種類がいるが、ほとんどが猛毒を持っているか、小さくて食べられない。

(http://www.daiwaseiko.co.jp/fishing/fish/sea/fugu_idx.html)

フタ筋ダイ アラビア語名:フォスケル、英名:Captain's Daughter、体長35cm-50cm、眼とうなじにかけて2本の黒い縞、強い歯、黄色のヒレと尾鰭に銀色の体、沖合と海岸近くの珊瑚礁に生息する。

 

マナガツオ(Pampus argenteus) スズキ目イボダイ亜目マナガツオ科アラビア語名:ズベイディ、英名:Butter Fish

カツオの名がつくが、サバ科とは縁遠い。東シナ海・黄海・インド洋に分布し、水深100m以浅に生息する。銀灰白色で平べったい菱形で腹ビレが無いのが特徴。白っぽいウロコがあるが小さく、死ぬと剥がれ易い。肉食でアミ類を中心に甲殻類・多毛類・サルパ類などを食べて成長する。孵化後、数ヶ月で3cm程度に成長し、外海へ旅立つ。全長50cm-60cmぐらいまで成長する。メスは体長25cm、オスでは20cm前後で成熟する。

(http://www.shunmaga.jp/zukan/gyokairui/managatsuo/managatsuo.htm)

(http://www.zukan-bouz.com/suzuki/ibodai/managatuo.html)

メアジ(Selar crumenophthalmus) スズキ目アジ科メアジ属、英名:Bigeye scad2月頃姿を現す。

全世界の暖海。沿岸の水深170mまでの中・下層にすむ。眼が大きく、体が、やや高い。稜鱗(りょうりん=ぜんご)は側線後半の直走部のみにある。鰓蓋後縁に深いへこみがある。体側上方部に黄色縦帯があるものとないものといる。体長は25cmほどになる。

(http://fishing-forum.org/zukan/mashtml/M000315_1.htm)

(http://www.zukan-bouz.com/aji/aji/meaji.html)

モンツキダイ(体長10cm-15cm

 

 

アサリ(Ruditapes) 英名:Japanese littleneck, Manila clam二枚貝綱マルスダレガイ目マルスダレガイ科ではあるが、日本のアサリ(Ruditapes philippinarumJapanese littleneck)とは異なり、岩場の粗い砂に生息する。

(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%B5%E3%83%AA)

モンゴウイカ(Sepia (Sepia) officinalis) アラビア語名:カタグ、英名:Common cuttlefish、韓国人が来てSR50/ea、春(三月中旬から四月末まで)に産卵の為に海岸に寄ってくる、特に三月の満月の晩に上げ潮時が多い。

体調45cm、大型のコウイカ類で大西洋方面から入るモンゴウイカ(紋甲烏賊)と市場で呼ばれるものの主流は本種。外套背面には虎斑紋があり,鰭は比較的広く前端は外套膜前側縁を超える。触腕吸盤は56列で,中央の1列が大きい。触腕の泳膜は広いが短かく触腕掌部とほぼ同長。雄の左第W腕は交接腕で,その腕の中央付近の813列の吸盤は著しく縮小している。貝殻は卵形,棘が短かく,周囲に厚く膠質の物質が沈着している。貝殻背面は顆粒状。沿岸性で,水深100mくらいまでの海底近くにすむ。産卵期は地中海で29月。アフリカ北西岸では周年(盛期は45月及び89月)水深130mの海底にブドウの実状の卵を産む。生物学的最小型はおよそ14cm

ウチワエビ(Ibacuc ciliatus)(ゾウリエビ) 甲殻綱十脚目イセエビ下目イセエビ科、アラビア語名:オンム・ルビアン、英名:Sand crayfish、掘削リグ付近で夜になると光を求めて浮いてくる。沖合5kmのローディングドックでも15分でバケツ一杯とれた。

体長は15cm ほど。体は赤褐色で、上から押しつぶされたように平たい。体の前半分が円盤形で、上から見るとうちわのような形をしていることからこの和名がある。

円盤部分の縁はのこぎりの歯のような棘が並んでいる。円盤部分の前方に切れこみがあり、そこに第1触覚と複眼がある。円盤の複眼より前の部分は厳密には甲羅ではなく第2触覚で、イセエビの太くて長い触角に相当する部分である。頭胸甲の左右中ほどに1対の大きな切れこみがあるが、これ以降に並ぶ棘の数で種類が判別できる。水深100mまでの浅い海の砂泥底に生息する。泳ぎ回ることはなく、イセエビなどと同様に海底生活をする。食性は肉食性で、貝類や多毛類などを捕食する。敵は沿岸性のサメやエイ、タコなどである。敵に出会うと尾を使ってすばやく後ろに飛び退く動作を行う。産卵期は秋で、卵はメスが腹脚に抱えて保護する。卵からふ化した子どもはフィロソーマ幼生の形態で、外洋を漂って成長する。充分に成長した幼生は着底した後に変態し、エビの姿となる。

(http://www.zukan-bouz.com/ebi/iseebi/utiwaebi.html)

(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%81%E3%83%AF%E3%82%A8%E3%83%93)

ウニ

 

骸骨ガニ(肉食、縦歩き、食用ではない、甲羅4cm、海岸に生息し死骸を食べる)

 

ゴカイ

 

ナマコ

 

ヒオウギ アラビアのホタテ貝、小さくて紫色、岩場や珊瑚礁に生息、日本では沖縄)

海底の岩棚、ヒオウギ貝はこの岩の割れ目にひそむ或いは岩の上にへばり付いている。

(http://hanglooose.at.webry.info/200602/article_7.html)

ホネ貝(Murex pecten)  アクキガイ超科アクキガイ科アクキガイ亜科、英名:Venus Comb Murex

海底の10-50m 砂底に生息する長さ15cm-19cmで魚の骨に似るところからホネガイという。美しいこの櫛の歯にも似た縦張肋上のトゲは120度ごとにあり、この類ではトゲの数が一番多い。

(http://shell.kwansei.ac.jp/~shell/pic_book/data14/r001345.html)

ワタリガニ(Portunus trituberculatus) 甲殻類十脚目短尾下目ガザミ科ガザミ属、アラビア語名:ガブガブ、英名:Swimming crab

甲幅は15cmを超える大型のカニで、オスがメスより大きい。甲羅の背面は黄褐色だが、甲羅の後半部分や鋏脚、脚などは青みがかっており、白い水玉模様がある。これらは敵や獲物の目をあざむく保護色となっている。腹側はほとんど白色で、毛や模様はない。甲羅は横長の六角形をしていて、前縁にギザギザの棘が並び、左右に大きな棘が突き出している。鋏脚は頑丈で、たくさんの棘があり、はさむ力も強いので、生体の扱いには注意を要する。第2脚から第4脚までは普通のカニと同じ脚をしているが、第5脚は脚の先が平たく変形した「遊泳脚」となっており、これを使って海中をすばやく泳ぐことができる。

(http://www.zukan-bouz.com/kani/gazami/gazami.html)

(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%82%B6%E3%83%9F)

 

 

漁獲量(1996 JAIKAおよびサウジ農水省)(サウジアラビアの魚市場の並べられる魚は110種類で下記がその内の人気魚)

   エビ              5,700トン

   フエフキダイ          3,700トン

   サワラ             2,600 トン

   アイゴ             1,900 トン  

 

 

 

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